【富山市】一戸建て売却に関する相談に対応！中古物件を売却する際のポイント

売却の方法をしっかりと検討する

不動産の売却方法として、買取と仲介の2種類があります。

買取は不動産会社に直接売却する方法です。スピーディーな売却ができますが、市場価格よりも安い売却価格になるケースが少なくありません。

仲介は不動産会社が間に入り、買い手が見つかったら売却が成立する方法です。買取よりも高い売却価格が実現しやすいですが、買い手が見つからなければ売却できないため、長い時間を要するケースもあります。

買取に適したケース・仲介に適したケースはそれぞれ異なるため、どちらを選ぶべきかの検討が必要です。

早めに行動を開始する

中古物件の売却を進めるには、書類準備や様々な対応を行う必要があります。そのため売却したいと思い立っても、すぐに売却が開始できるわけではありません。

いつまでに売却したいという希望がある場合、ギリギリのスケジュールでは間に合わない恐れがあります。物件の状態が良く仲介での売却が期待できる場合でも、時間的な都合で買取になってしまう可能性があるので注意しなければなりません。

高額での売却を実現するには、早めに行動を開始することも大切です。

測量を行う

土地や一戸建てを売却するには、事前に土地の権利を明確化しなければなりません。境界の明確化をする測量は、2～3ヶ月といった長い時間を要します。

測量は売却までに行えば問題ないですが、測量が行われていない物件の査定を受け付けない不動産会社も珍しくありません。測量前の査定が可能であっても、境界が明確なほうが正確な査定ができるのは事実です。中古物件の売却を検討するなら、早めに測量を行うのが安心です。

ローンの完済が必要

原則として、不動産を売却するには、その物件の購入時に組んだローンの完済が必要です。

住宅ローンが残った物件は、不動産登記事項証明書の乙区に「抵当権」の登記がされています。抵当権を消さないと、ローンの債権者である金融機関が不動産の所有権を持った状態となるのです。

中古住宅の売却を検討する際は、はじめにローンが完済されているかどうかを確認しなければなりません。

不具合や故障などの確認・修繕を行う

中古住宅の瑕疵（不具合や故障など）は、売却価格に悪影響を与えます。なるべく高額での売却を行うためには、小さな瑕疵は修繕を行うと効果的です。修繕が効果的な瑕疵として、壁や障子の穴、畳の傷みなどが挙げられます。

大規模なリフォームの必要性は、状況によって異なります。自己判断で進めず、不動産会社に相談すると安心です。

なお仲介による売却が成立したあと、契約前に告知のなかった新たな欠陥が見つかった場合、売り主が賠償責任を負う必要があります。事前に漏れなく瑕疵を告知するためにも、不具合や故障の入念な確認が必要です。