【富山市】不動産買取の手数料に関する相談はお気軽に！不動産鑑定と不動産査定の違い

不動産鑑定とは

不動産鑑定とは、不動産鑑定士という国家資格を有する人が行う評価です。不動産鑑定評価基準に則った適切な手順・方法によって実施されます。

不動産鑑定では不動産の適正な価格が明確になります。また不動産鑑定士が作成する「不動産鑑定評価書」は高い評価精度を有し、税務署や裁判所に提出する証拠としても強い書類です。

なお不動産鑑定は費用が30～50万円と高額です。また結果が出るまでに最低でも1週間、長い場合は数週間かかります。

不動産査定とは

不動産査定は不動産がどのくらいで売れるかを算出するための評価です。主に不動産会社によって行われます。

不動産査定は不動産会社の営業的な意味合いが強く、基本的に手数料が発生しません。依頼から結果が出るまで数日程度と、スピーディーな点もメリットです。

ただし不動産査定の結果は、税務署や裁判所といった公的機関では利用できないケースが多いです。会社によって金額が違う、査定額と実際の売却額が同じとは限らないなどの注意点もあります。

不動産鑑定と不動産査定、どちらを依頼するべき？

不動産鑑定を利用するべき場面として以下の例が挙げられます。

• 相続や贈与など、財産分与を行う場合
• 金融機関の融資で不動産を担保とする場合
• 賃料を決定する、賃料に関するトラブルが発生した場合

不動産の正確な評価額が必要な場面では、不動産鑑定が必要です。

市場における不動産の売買価格を決めるためなら、不動産査定で十分です。大まかな金額を知りたい、評価結果をすぐに得たいという場合も、不動産査定が適しています。

書類の準備

不動産査定にあたって、以下の書類は必須です。

• 本人確認書類
• 不動産の登記済証権利証または登記識別情報通知書

加えてそろえておきたい書類として、以下の例が挙げられます。

• 不動産の売買契約書
• 固定資産税納税通知書
• 住宅性能評価書
• 耐震診断結果報告書
• 住宅診断報告書
• 住宅耐震改修証明書（写し）
• 増改築等工事証明書（写し）

書類が多いほど正確な評価につながります。査定額が上がる可能性もあるため、ぜひそろえておきたい書類です。

戸建てや土地の場合は確定測量も必要

戸建てや土地といった不動産を売却する際は、境界明示のために土地の確定測量を行う必要があります。境界確定は不動産の引き渡しまでに行えば問題ないのですが、近年は境界確定が済んでいない不動産の査定は行わない会社が珍しくありません。正確な査定ができない、スムーズな売却の妨げになるといった理由が挙げられます。

戸建てや土地の売却を検討されている方は、早いうちに確定測量を行うと安心です。

修繕必要箇所の把握、修繕履歴の確認

以下のような不具合は、売主負担での修繕、もしくは買主への事前告知が必要です。

• 設備の故障や不具合
• 壁や床のへこみ、穴、きしみ
• 雨漏り
• シロアリ被害

査定前に急いで修繕する必要はありませんが、あらかじめ把握しておく必要があります。査定額への影響も考えられるため、査定依頼の際に伝えることも大切です。

なお物件の定期的な維持・修繕はアピールポイントになり、査定額に良い影響を与える可能性もあります。そのため修繕履歴を確認し、情報をまとめることも大切です。

経年劣化の修繕やハウスクリーニングなどは、査定価格に影響しないため、査定前に実施する必要はありません。

富山市で不動産査定を検討されている方は、ぜひ株式会社スリーピースへご相談ください。Webで最小限の情報を入力いただければお申し込みいただけます。売却の契約などは一切生じませんので、安心してお問い合わせください。