【富山市】不動産買取の注意点とは？買取に向いている高額マンションの特徴

築年数が経過している・旧耐震基準で設計されたマンション

築年数が古いマンション、特に旧耐震基準で設計されたマンションは、マイナスイメージがつきやすいです。そのため、仲介では買い手がなかなか見つからない恐れがあります。

また仲介による売却の場合、マンションの売却後に大きな欠陥が見つかった際は、売主が修繕費を負担する必要があります。一方で買取の場合、売主による修繕費負担の必要がありません。築年数が古いマンションは、買取依頼による売却が向いています。

部屋の状態が悪いマンション

部屋の状態が悪いマンションも買取が向いています。

仲介による売却では買い手の候補となる人が内覧に来ますが、部屋の状態が悪いと選ばれにくいため、不利になりやすいです。ニオイや汚れを除去し状態をよくするにはリフォームが必要ですが、その際は大きな費用が発生します。

買取の場合は、不動産会社が売却に出す前にリフォームを実施するケースが多いため、そのままの状態で買い取ってもらえる可能性が高いです。

事故やトラブルがあったマンション

過去に事故やトラブルが発生した部屋の場合、安価な価格での売り出しに加え、購入希望者へ事故などがあったという事実の告知が必要です。このような事故物件は、仲介ではなかなか買主が見つからない恐れがあります。

事故物件に該当するマンションを早めに手放したい場合は、買取のほうがスムーズに進みやすいです。

事前に市場価格を調べておく

マンション買取は、はじめに不動産会社による査定を受け、査定額を確認した上で依頼するのが一般的となっています。このときに不動産価格によって提示された査定額が適正かを判断できるよう、事前に市場価格を調べておくと安心です。

適正な市場価格を知らない状態だと、査定額が極端に安くても気づけない恐れがあります。もっと高額で売れるマンションなのに、安く買い取られてしまうケースが起こり得るのです。

一括査定を利用して複数の査定結果を確認し、ある程度の相場をおさえておく必要があります。

査定額に影響する箇所は修繕をしておく

マンション買取にあたって、事前のリフォームやクリーニングは必要ありません。しかし不備や不具合など、査定額に影響する箇所があれば、事前に修繕を行うのが理想です。

修繕を行うべき不備・不具合として、以下の例が挙げられます。

畳の激しい痛み

畳の張替は1枚あたり1万3,000程度と安価に実施できます。

壁や障子の穴

障子や壁紙の張替は1単位数千円程度のため、費用対効果が高いです。

ドアの開閉がしにくい

ドアの不具合は査定額に大きな悪影響を与えます。1枚5万円程度で修繕できるため、事前の実施が効果的です。

必須ではありませんが、少しでも高額の買取を実現させるには、実施しておくべきといえます。

ほかにも査定に向けた書類の用意など、必要な対応は少なくありません。流れがわからない、何をするべきかイメージできないなどの理由で買取依頼をためらってしまう方も多いので、ぜひ押さえておきましょう。